Wordで原稿を作成すると、太字やマーカーといった装飾が可能です。
しかし、Kindle本でこのような装飾は適正なのでしょうか?
結論から言うと、Kindleに文字装飾は必要ありません。
今回は、Kindleの原稿作成に文字装飾が必要ない理由について説明します。
↓動画で見たい方はこちらをどうぞ!
目次
Kindleは文字装飾すると読みにくい
文字装飾をオススメしない理由は、Kindle本が読みにくくなるからです。
Kindleでは、お気に入りの部分にマーカーをつける機能が備わっています。
そのため、著者側でマーカーをつけてしまうと、読者はどちらのマーカーか分からなくなってしまいます。
ですから、太字やマーカーなどの装飾は必要はないのです。
読者の読書体験を損なってしまう
原稿に文字装飾すると、読書体験を損なう可能性が高くなります。
KDPのヘルプガイドには、このような記載があります。
『読者に快適な読書体験を提供することを目指しています』
つまり、著者がマーカーをつけてしまうと、読書体験を損なう可能性があります。
たとえば、原稿を改訂する場合も、新規読者に対しては新しい原稿が反映されます。
しかし、既存の読者に対しては、新しい原稿は反映されません。
なぜなら、既存の読者に改訂バージョンが反映されると、ブックマークなどの履歴が削除されてしまうためです。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、よろしければご覧ください。
まとめ
Kindleの原稿は、文字装飾する必要はありません。
なぜなら、Kindle自体にはマーカー機能が備わっているからです。
また、読者の『読書体験を損なう』可能性があるため、マーカーは必要ありません。
今回の記事が原稿作成のお役に立てれば幸いです。
それでは、また!